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「カレー食べたい」 膝の上に乗せた雑誌をパラパラと捲りながら律は呟いた。 小さな呟きだったが隣でテレビのチャンネルを変えつつぼんやりしていた私の耳にはしっかりと届いた。 しかし……カレーかあ、それはまた。 「唐突だな」 「食べたいって思ったんだからしょうがないだろ」 まあ何か食べたいって考えは割と唐突に浮かぶものだからなあ。 それに律のカレーは美味しいし、いいかなあ。 何カレーにするんだろうなあ。 甘口がいいなあ。 未だ頭はぼんやりとしていて、うまく頭が回らない。 今日はそういう日なんだろう。仕方がない。 そんなよく分からない理論も簡単に納得出来る。 それくらい、何もしたくない気分だった。 「澪、作って」 ぼんやりし過ぎて今にも寝そうな私の脳みそが、律の一言で急に冴えてくる。 「えっ……私が作るの」 「ん」 驚きの表情を律に向ければ、満面な笑みが返ってくる。 いやいや、なんで私がそんなことしないといけないの。 「やだ」 「なーんでさ」 「律が作ればいいだろ」 「『澪が作った』カレーが食べたいんだよ」 なんだそれは。カレーなんて誰が作っても……いや、律が作ったのはママのよりも好きだしなあ。 それに私が作るより律が作ったほうが美味しいしなあ。 ……ああ、そっか。 「じゃあ私は『律が作った』カレーが食べたい」 「……そうきたか」 ふふふ、今日の私は一味違うんだ。何もしたくないことに全力だからな。 ……自分で考えてて意味が分からない。 「甘口でよろしく」 更に追い打ちとばかりに一言添えれば、律は諦めたように笑った。 「……しょうがないな」 うん。しょうがないんだよ。今日に限っては。 「楽しみにしてる」 「お、おー。りっちゃんシェフに任せとけ!」 私の言葉におチャラけた口調で返事をしつつも、律は照れたように笑っていた。 何でだろうとぼんやり眺めていると、その視線に気づいた律が口を開く。 「澪が私の作ったご飯食べたいっていうの、珍しいよな」 それがなんか、すっげー嬉しい。と律は言った。 そうだったっけ。言われてみれば……確かにそうかもしれない。 普段の私はあんまりそういうこと言わないもん。恥ずかしいし。 でも今は、何時もの私じゃないから、言えちゃうんだ。 「律のご飯、好きだよ」 「へへ、そっかそっか」 ……思ったことを言葉にするって大事だなって、律の嬉しそうな顔を見て思った。 だから。 「だから早く作って、お腹すいた」 「…………いい雰囲気が台なしだ!」 思ったことを素直に伝えたら、怒られた。 まあ律も怒りたい気分だったんだなあ、なんてよく分からない理由をつけて納得する。 「はあ。まあいいや……んじゃ、作ってくる」 「ん、いってらっしゃい」 律が台所に行くのを眺めたあと、再びテレビに視線を戻す。 特に見たいものはなかったからリモコンを手に取り、テレビを消す。 なんだか……手持ち無沙汰だ。 律がさっきまで見ていた雑誌をペラペラと捲ってみる。 あれ、これ見たことあるなあ。ため息をつきつつ雑誌を閉じて、意味もなく天井を眺める。 律はまだかなあ。いやでも、さっき作りにいったばっかりだしなあ。 ……お腹すいたなあ。隣に律がいないの、なんか寂しいなあ。 そんなことをぼんやりと考える。 しばらくすると台所の方から、いい匂いがしてきた気がする。 その匂いにアテられたのか、私のお腹がぐぅと鳴ったような気がする。 カレーが出来るまで、あと少し。 律が帰ってくるまで、あと少し。 おわる。 名前 コメント
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始めはちょっと驚かせようと思っただけなんだ。 待っている時間が長くて、各々暇つぶしを始めた頃。 私も本を読んでいて、なんだか飽きてきて。 後ろの方では唯とムギが梓にお菓子を食べさせていて。 いつもの感じで澪にちょっかいを出してやろうと思って、膝枕になるように頭を倒したんだ。 「うおっ……」 頭に澪の太ももの柔らかい感触が広がって、私はちょっと照れ臭くなった。 なんだよ~。とか、 重いじゃんか。とか、 そんな反応が返ってきて、それでおしまいだと思った。 けど、そんな私の頭にそっと何かが触れた。 「……」 それはゆっくりと私の頭を撫でていって、まるでお母さんのような温かさがあった。 「……」 「……」 澪が、私の頭を撫でていた。 なんで? 何、この反応? 怒るわけでもなく、照れるわけでもなく、ただ私の頭を撫でていた。 ……どうしよう。 澪が抵抗してきて、私が意地でも離れなくて、それでいつものように怒られて終わるはずだったのに。 予想外の反応にびっくりして、澪の温かさにドキドキして、もうどうしていいのかわからなかった。 私は仕方なく読んでいた本に目を向けたけど、内容なんて全然入ってこない。 「……」 「……」 ……膝枕って、こんなに気持ちいいんだなぁ。 不覚にもそう思ってしまった。 ……どれくらい経ったんだろう。 私の頭を撫でていた手が止まり、澪がため息をついた。 「重い」 それだけ言うと、澪は私が起きやすいように腕をどかしてくれた。 「……」 澪の太ももから頭を放すと、そっと微笑んでいる顔があった。 なんでそんな顔しているんだろう。 怒りたいなら一発ぐらい殴ってもいいんだぞ? さぁ、来い! 私は今すぐにでもくるであろう鉄拳を受けるため身構えた。 「そりゃっ」 「うおっ……!」 けど、来たのは澪の頭で、そのまま私の膝に乗っかってしまった。 あの澪が。私の膝の上に寝ている。 「重かったぞ」 「う、うん……」 澪が文句を言うけど、そのトーンはどこか嬉しそうな気がして。 うぬぼれているのかなぁ、私……。 「……」 「……」 そして、また無言の時間が過ぎていく……。 しかし、こうも澪にドキドキさせられっぱなしというのは何だか気にくわない。 だから、悪あがきをしてみた。 「澪」 「ん?」 「好きだよ」 「っ……」 下を覗きこんでみると、少しだけほっぺを赤くした澪と目が合った。 ちょっとした達成感に浸って、私はまた本を読み始めた。 だけど……、 「……もう」 それだけ言うと、澪が起き上がってきて私の持っていた本を奪った。 「えっ……?」 それに驚いていると、本に隠れて澪の唇が触れた。 ほんの一瞬だったけど、私の唇にかすかに熱を残して澪は離れた。 「……私も」 照れ気味の笑顔で、澪がそう言った。 ……反則だ。 顔が燃えるように熱くなって、今とっても真っ赤な顔をしているんだなぁと思って恥ずかしくなった。 ……どうやら、私は澪にとことん弱いらしい。 END 名前 コメント
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自動販売機のボタンに手を伸ばそうとした律の手を、澪が掴んだ。 律の訝るような視線を受けて、澪は言葉を放つ。 「そのコーラ、350ミリで120円だろ? こっちの方がお得だ」 澪は空いている方の手で、見本商品陳列の一角を指差した。 そこには500ミリ缶のコーラが130円で売られている。 「そんなに飲めないよ。350ミリでさえキツイのに。 本来250ミリくらいが丁度いいんだけど」 「うん、だろうね。実際にこの前、残してたもんな」 「それ分かってんなら、500なんて勧めんなよ」 律の声は呆れ気味だった。 「私だってさ、350ですら多いと思ってる。 250で丁度良いと思ってるよ」 「なら何で……ってああっ」 律は澪の考えに思いが至ったらしく、小さく叫んでから続けた。 「二人で500飲むって事……ね。 まぁ家帰って飲むんだし、コップもあるし、ね」 「コップ?要らないだろ?」 律の表情が硬直したが、澪は構わず500ミリ缶コーラのボタンを押した。 勢い良く缶が落とされ、取り出し口から大きな音が響いてくる。 その音に衝き動かされるように、律の顔は動きを取り戻して言葉を放つ。 「やー?間接キス? ま、いいかもね。コップ洗うの面倒だし、ね」 律の顔は、羞恥を表すように赤みが差している。 「歯切れが悪いな。もしかして、嫌なの?」 挑発するような笑みを浮かべて、澪は問いかけた。 「嫌じゃないよっ、嫌じゃない。ちょっと……恥ずかしくは思うけど」 「ああ、だから歯切れが悪かったのか。 意識してもらっているのなら、良い事だ」 澪はコーラ缶を取り出すと、早い歩調で歩き始めた。 律がすぐ後に小走りで追いついて来た。 「いきなり行くなよー」 不平を零す律に対し、澪は悪びれる様子を見せずに言う。 「早く味わいたいからさ」 「コーラを?」 「律を」 「おまっ」 律は再び頬を染めると、羞恥に悶えるように俯いた。 澪はその耳元に口を寄せ、囁きかける。 「500もあるから、たっぷり味わえるな」 「……っ」 絶句を浮かべる律の頬に、澪は缶を押し当てた。 「冷たっ。何するんだよ、みぃおー」 「いや、真っ赤だから冷やそうかと思って」 「か、からかうなっ」 羞恥に喘ぐ律に笑みを向けてから、澪は更に歩く歩調を速めた。 靡く黒髪のすぐ後ろに、律も付いてきていた。 部屋に着きコーラを開ける段階になると、律が言を翻した。 「や、やっぱりさ。コップ用意しようよ。 間接キスが恥ずかしいっていうか……その……」 「やっぱり、間接キスは嫌なのか」 「あ、いや。嫌ってワケじゃ無くってさ。心の準備というか」 「嫌ならいいっ」 澪は煮え切らない態度を見せる律の言葉を遮って、言葉を続けた。 「遠慮しなくて良いからさ。 間接キスが嫌なら、私にも考えがあるから」 澪はプルタブを起こして缶を開けると、口腔にコーラを流し込んだ。 「澪……私、嫌とかそんなんじゃ無いのに……」 寂しそうな顔を浮かべて呟く律の両頬を、両手で抑え込む。 「えっ?何する心算」 律の口から、驚愕と疑問を表すような声が放たれる。 その口を、自らの口で塞いで声を止めた。 澪は自らの口腔にあるコーラを、ゆっくりと律の口腔へと流し込んでゆく。 律は初めのうちこそ驚愕を顔に浮かべていたが、すぐに表情を蕩けさせた。 澪はコーラを飲ませ終わるまで、 潤んだ瞳を虚ろに泳がせる律の蕩けた表情を堪能する。 飲ませ終わると、澪は口を離して問いかける。 「どんな味だった?」 「甘くて、ぬるかった」 律は表情を上気させながら、放心したような声で言葉を紡いだ。 「ふふ、それは良かった。ところで、大胆だよな、律は」 澪は律の下顎に中指を添えて、言葉を続ける。 「口移しで飲ませて欲しいから、間接キスが嫌だって示したんだろ? 間接じゃ嫌だなんて、律の我侭は本当に可愛いね」 律は俯いて、小さな声で呟く。 「別に……そういう意味じゃなかったし」 対して澪は、意地の悪い声で問う。 「じゃ、もうこれ以上は飲ませてあげなくていい? 意地張ってると、コップ本当に持ってきちゃうよ?」 律が慌てて言葉を返してきた。 「だめっ。その……もっと、飲ませて……欲しい」 澪は柔らかい笑みを浮かべて、諭すように語りかける。 「甘えんぼだね、律は。 甘えんぼな律に教えてあげる。もう一度欲しい時は、お代わり、って言うんだ。 ほら、言ってみな?おねだりしてみな?」 律は頬を一層深く染め──そして耳まで赤色を伝播させ── 喘ぐような声で言い放った。 「お、おかわりっ」 「良くできました。ご褒美に、たっぷり飲ませてあげる」 澪は言葉どおりに、大量のコーラを口に含んだ。 そして再び、律の唇と自分の唇を重ね合わせる。 ゆっくりと少量ずつ、口中へとコーラを送り込む。 律がそのペースに慣れた頃合を見計らって、 澪は大量のコーラを素早く送り込んだ。 怒涛の量を唐突に受けた律は、堪らず咽て口元をコーラで汚した。 「あーあ、零しちゃった。律の口元、ベトベトだぞ?」 律の咳が止まったタイミングで、澪は言葉を放つ。 「みっ、澪がいけないんだっ。いきなり、いっぱい送ってくるから……」 律の返す抗議の声を、澪は素直に受け入れて言う。 「私のせいか? なら、責任取って綺麗にしてやるよ」 澪は律の口元へ自身の唇を寄せ、粘つくコーラの跡に舌を這わせてゆく。 澪自身、口にコーラを含んでいたので舌が粘ついている。 それ故に効果は薄いが、律の口から抗議の声は放たれなかった。 代わりに、律の口からは艶やかな吐息が漏れ出て、澪の顔にかかる。 それは生暖かく甘い、吐息だった。 一頻り舐め回してから、ハンカチを取り出して口元を拭いてやった。 「ほら、綺麗になったぞ」 「ありがと……。その、澪。もうあんな荒っぽい事したらヤダからね。 もっと、優しく飲ませて欲しいし」 澪はコーラの缶を手に取って、言葉を放つ。 「分かってるよ。 まだ、かなり残ってるな。たっぷり味わえるぞ」 「澪も……たっぷり味わえるよね、私を。 今度は優しく堪能して、ね」 「ああ。500ミリを買って良かったよ」 「うんっ、そうだよな。 あと……後で、私も澪に……」 律は言い難そうに語尾を濁したが、澪は意を察して引き継ぐ。 「ああ、後で私にも飲ませてもらうよ。楽しみにしてる」 首肯しながら笑みを浮かべる律を見て、澪は改めて思った。 本当に──500ミリを買って良かった──と。 <FIN> 名前 コメント
https://w.atwiki.jp/mioritsu/pages/680.html
澪「そ、その…これバレンタイのお返し、クッキーだけどよかったら食べてね」 後輩「あ、ありがとうございます、澪先輩からお返し貰えるなんてとてもうれしいです!!」 澪「う、うんこちらこそ、チョコすごく美味しかったよ」 後輩「ら、来年もバレンタインにお渡ししてもよろしいでしょうか?」 律「あー来年は澪も大学生だから渡すの大変じゃないかな?」 後輩「大学まで行きます!!」 律「」ビクッ 澪「う、うんじゃあ大学で待ってるよ」 2年生「ありがとうございます!!このクッキー大事に食べますね!!それじゃあ失礼します」タッタッタッタ 澪「ふ~緊張した~」 律「まったくお返しくらい1人でしろよー」 澪「だ、だって1対1なんて恥ずかしいし心細いし…」 律「む~(まったく人の気も知らないでこいつはー)」 律(そりゃ澪がモテるのは知ってるしチョコだってたくさん貰ってたからこうなる事はわかってたけどさあ…) 律(あーダメだ気分が沈む…これじゃ2年の時和に嫉妬した時と同じだ、さっさと終わらせよ) 律「それで後何人残ってんの?」 澪「え?あ、ああ…後1人…かな」 律「じゃあさっさと次の幸せ者のところに行くかあ」 澪「…」 律「澪?顔赤いぞ?」 澪「っ…律、ごめん付き合ってもらって悪いけど先に帰ってて貰えるかな」 律「へ?」 澪「その人は特別だから…もうちょっと勇気がいるみたいだから…1人で気持ちを落ち着かせたい」 律(…え?特別?特別ってどういう事だ?勇気がいるって) 澪「り、りつ?」 律「な、なーんだ澪にも春が来てたのかーはははーじゃあ私は先に帰るからばいばーい」ダッ 澪「あっりつ」 律宅 律「…」 律(そうか…私振られたのか) 律(出合った頃から10年近く続いてた恋が終わったんだなあ) 律(ははっ…結局告白もしないうちに終わっちゃったよ) 律(バレンタインもふざけないでちゃんとしたチョコ渡せば良かったな…) 律「うっ…みおぉ…」 タッタッタッタ 律(澪!?) ガチャ 澪「律…って布団に丸まって何してるんだ?」 律「べ、別に…それよりど、どうだったかあ?意中の相手にはちゃんと渡せたかな?」 澪「…律、顔見せて」 律「い、いやあ今スッピンで人様に見せられるお顔じゃありませんので」 ガバッ 律「あ」 澪「な、泣いてたの?」 律「や、やめろよ見るなよ」 澪「なんで…泣いてたの?」 律「み、澪には関係ねーだろ用が無いなら帰れよ」 澪「用ならあるよ、やっと勇気が出せそうなんだ」 律「え?」 澪「律、これバレンタインのお返し…それとずっとずっと好きでした」 律「…え?」 律「おかえしって私チロルチョコしか上げてないぞ?」 澪「確かに20円のどこにでもあるチロルチョコだけど、それでも…ただのチロルチョコでも律がくれたチョコが一番嬉しかった」 律(いやまてまてまてチロルチョコより、そんな事より今こいつ何て言った?) 律「み、みお?聞き間違いじゃないなら今私告白されたような気がしたんだけど」 澪「っ…ちゃ、ちゃんと聞いてろ!!す、すごく勇気使ったんだからな」 律「えっと…澪の特別だって言ってた人は?」 澪「…律」 律「…私を先に帰らせたのは?」 澪「…律に告白する勇気が欲しかったから」 律「…」 澪「…」 律「このばかみおおおおお!!」 澪「!?」ビクッ 律「勘違いさせるような言い方してんじゃねええええ!!見ろよこの顔、酷い顔だろ!?ずっと泣いてたんだからな!!」 澪「ご、ごめん、けどやっぱり泣いてたのって」 律「あっ…」 澪「り、律からの返事が聞きたい」 律「わ、わたしも…澪の事が」 おわり 名前 コメント
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映画小ネタ2 その7 一泊目の夜 律「私ここのベッド取ったー!」 澪「え?律、そこエキストラだから一番寝づらいと思うけどいいの?」 紬「こっちの方が澪ちゃんと二人で側に寝れるし、私がそこにしようと思ってたんだけど・・」 律「まあ私が一番小さいし、澪もムギも今日は疲れただろ?そっちでゆっくり寝ていいよ。それに、澪の寝相悪いからなー、たまにはこっちでのんびり寝かせてもらおうかなーと思って」 紬(たまには・・・) 澪「律の寝相だって・・//まあいいか。ありがとな、おやすみ」 紬「おやすみなさい」 律「おやすみー」 夜中 ゴソゴソ 律「うー・・ん、どうした?澪眠れないのか?」 澪「うん・・手足が冷えちゃって寒くて起きちゃった。律、ちょっとだけそっちで暖まってもいい?」 律「いいよ、おいで」 澪「律、暖かい・・」キ゛ュー 律「澪はホンと寒がりだな、寝るときに靴下はけばいいのに」キ゛ュー 澪「だっていつも律が暖めてくれるもん//」 律「暖まったら自分のベッドに戻れよ。朝ムギが気まずくなっちゃうからな」 澪「うん、暖まったからそろそろ戻るね」 律「澪」ク゛イッ チュ 律「おやすみ。今日はパンツ履いて寝るんだぞ」 澪「バカ//それは二人だけの時の話//」 紬(やっぱり澪ちゃんは履かない派だったのね///) その8 ロンドン観光 律「いいかー?澪。今度こそお店に入る時にハローって挨拶するんだぞ?ロンドンの常識だぞ!さんはい!」 澪「は、は、ハロー・・・//」 律「声が小さーい!」 澪「ハロー!」 律「よし!」 カ゛ランカ゛ラン 律「こんにちはー!」 澪「日本語かよ!」ヒ゛シッ 律「いてー!」 梓「澪先輩!見てください!このピック凄く可愛いです!」 澪「ほんとだ!」 律「なんかロンドンって感じだよなー」 澪「よし!私これ買おう!」 律「じゃー、私はこのスティックにしよー」 澪「・・・なあ律。これ一緒に買ってきてくれない?」フ゛ルフ゛ル 律「?いいけど、何怖がってるんだ?あ、そういえば、買うときって何て言えばいいんだっけ」 澪「それは・」 律「まあいっか!おばちゃん!これプリーズ!!」 店員「OK」 紬「通じてる。やっぱり言葉は気持ちで伝わるのかしら?」 澪「律、凄いな///かっこいい///」 梓「確かに勇気はありますけど、律先輩は英語全然ダメですね」 唯「駄目だなー律っちゃんは。おばちゃんじゃなくてお姉さんって言わなきゃダメだよ」 梓「そこですか。」 律「澪ー、今おばちゃんなんて?」 澪「えーと、包装をどうするかって言ってるみたいだぞ?」 紬「うん、やっぱり1人じゃダメな事でも律っちゃんと澪ちゃん2人揃ったら・」 唯「最強?」 梓「ですね」 その9 晩ご飯 唯「やった!念願のローストビーフだよ!」 律「うまそうだなー、ではさっそく」 全員「いただきます!」 澪「・・・・・・・よし!」 律「どうした?澪、食べないのか?」 澪「律律!これ凄くおいしいぞ!食べてみろよ!」 律「え?いいのか?じゃあ遠慮なく」モク゛モク゛ 澪「ちょっ!まだ食べちゃダメ!」 律「なんだよー意味わかんないし」 澪「私が・・食べさせてあげるの・・//」 律「え、止めろよ、恥ずかしいだろ?//」 澪「今日、律が唯とあーんってしてたから、わたしもって思ったの・・・・」シ゛ワッ 唯「ローストビーフ美味しいよ澪ちゃん!ちゃんと自分で食べなきゃ!」 梓「ちょっと!唯先輩!空気読んでください!」 澪「私とはしたくないんだ・・・」ウッ ク゛スッ 律「ば、バカ!澪とだから恥ずかしいに決まってるだろ//」 「しょうがないな//澪、口の端にソース付いてるぞ」ヘ゜ロッ 澪「・・・・・・・//////」カー 紬「ごちそうさまでした」 その10 ヒースロー空港 紬「飛行機のチェックインと出国審査も無事終わったし、後は搭乗案内があるのを待つだけね」 唯「あずにゃんまだ眠そうだし、椅子に座ってよっか」 梓「はい。あれ?澪先輩達はもう椅子の方にいるんですね」 紬「先に休んでてもらったの。それにしても2人は相変わらず」 唯「膝枕だねー」 梓「ですねー、ロンドンに着いた時もしてましたし。それが当然のように自然にしてる所が流石です」 紬「今回の卒業旅行でね、二人とも皆の旅行だからーってあんまり二人だけの空気を出さないようにしていたみたいなんだけど・・・正直・・」 梓「まったく隠せてませんでした」 唯「はいはい!私キスしてる所10回見たよ!」 紬「私なんて20回見たんだから!」ムー 梓「そんな事で張り合わないで下さい。私は30回ですけど」 唯「でも、なんでか見てるこっちが和んじゃうんだよねー」 紬「幸せそのもの!」 梓「だからですかね。」 その11 帰宅 律「ただいまー!!」 澪「ただいまーって律!自分の家に帰れよ!」 律「いいじゃーん、おばさんにおみあげ買ってくる約束したしー、それ渡したらちゃんと帰るからさ」 澪ママ「おかえりなさい!りっちゃん!と澪。」 澪「私はオマケね」 澪ママ「ほんと無事によく帰って来たわね。澪を守ってくれてありがとうね」 律「いやー///」 澪「照れるな。だいたい律に守ってもらってなんかないんだからな///」 澪ママ「澪も帰宅早々のツンデレをありがとう」 律「おばさん、これおみあげ。コレは澪に」 澪「え?私にも?」 律「これ皆に内緒で買うの苦労したんですよ?」 澪ママ「まぁありがとう!どうしてもコレが欲しかったのよ。ハロッズで売ってるスケスケパンツ。澪とお揃いでお願いしたの」 澪「そんなリクエスト止めてよ!!」 澪ママ「でも、りっちゃん、こういうの好きだって・・」 澪「そうなのか?///」 律「まあ、嫌いじゃ,ないかな///」 澪ママ「そろそろ晩ご飯の時間ね。早速だけど、親子丼、食べて行くわよね?」 律「そろそろ失礼しまーす」 澪「じゃあな、律。パンツありがとう///今度特別な時に、ね」 律「楽しみにしてるよ////」 澪ママ「りっちゃん、そのトランクに入ってる使用済みパンツは・・」 律「not for sale(非売品です)」 澪「律が淀みなく英語を完璧にしゃべった」 おわり 実の娘がオマケってwそしてまた親子丼…!!りっちゃん、もてますなぁwwww -- 名無しさん (2012-03-08 01 15 06) 名前 コメント
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律「げげっ!雨降ってるし!!」 澪「傘持って来てないのか?」 律「朝晴れてたし、いらないかな~って思ったんだけどなぁ…」 澪「天気予報くらいちゃんと見ろ!!」 律「へへっ、面目ない。」 澪「まったく…で、どうするんだ?」 律「う~ん…どうしよう…」 澪「……」 律「うーむ」 澪「…今日、泊まっていく?」 律「えっ!良いの?」 澪「明日は休みだし、一日位なら。」 律「流石澪しゃん!あ、でも着替えが…」 澪「私の貸すよ、Tシャツとズボンなら入ると思うし。」 律「よし、お言葉に甘えようかな!」 澪「じゃあ、親に律が泊まるって伝えてくる。」 律「はいよー」 澪「泊まっても良いってさ、ご飯少し時間かかるって。」 澪「律の方は大丈夫か?」 律「うん、澪の所って言ったらすぐにOKでたよ、『迷惑かけるな!』だってさ。」 澪「律だからなぁ…」 律「おい!いや、でも何から何まで申し訳ないよなぁ…」 澪「気にしなくて良いよ、だって久しぶりだろ?」 律「なにが?」 澪「その…二人だけで泊まるの……///」 律「あ…///」 律「…って、親がいるじゃん?」 澪「……」ムッ 律「あれ?澪しゃん?」 澪「……」プイ 律「ど、どうしたんだよ!いきなりなに怒ってるんだよ!!」アセアセ 澪「律…最近そんなのばっかりだもん。」 澪「軽音部の皆と一緒にいる時間が多くなったから、二人だけの時間を大切にしたいのに…」 澪「律は、私のこと茶化してばっかりで…不安になっちゃうよ……」 律「澪…」 律「ごめんな、つい気恥ずかしくて茶化しちゃってるけど…」 律「澪の事…ちゃんと、好き…だから。」 澪「…ホント?」 律「ホントだよ!今日だって傘借りて帰ろうかと思ったけど、澪と一緒に居たかったから悩んでるフリしてたんだ!」 澪「そうなんだ…///」 律「う、うん…///」 律「澪はどう思ってたの…?」 澪「わ…私は…///その…律が泊まる前提で考えてたから…傘とか思い浮かばなかった…///」 律「そ…そっか///」 澪「うん…///」 澪「///」 律「///」 律「…だぁー!何だこの空気は!!腹減ったぞ!飯はまだか!!///」 澪ママ「あらあら、待たせちゃってごめんなさいね?ご飯できてるわよ~」 律「」ビクッ 澪「あ、マ…お母さんすぐに行くね。」 澪ママ「りっちゃんが泊まるって言うから腕によりをかけて作ったのよ!早く食べにきてね。」 律「え、あ、はい!ありがとうございます!」 澪「えーと…」 律「…まさか聞かれてないよな?」 澪「ははっ、大丈夫じゃないかな…多分。」 律「まぁ、いいやご飯食べにいこうか。」 澪「そうだな。」 澪ママ「それにしても、りっちゃんとご飯食べるのも久しぶりね~」 律「そうですね~最近部活とかで中々泊まりにこれないですからね。」 澪「皆といる時間長いしね、でももっと遊びに来ても良いのに。」 澪パパ「そうそう、遠慮なんか必要ないんだよ?りっちゃんはもう家族みたいなものだしなぁ。」 律「えへへ、ありがとうございます。」 澪パパ「澪なんていつも律が、律が、っていってるしな、いっそ澪の事貰ってくれるか?なんてな!」ハッハッハ 律「んなっ!?///」 澪ママ「りっちゃんなら、澪ちゃんの事まかせられそうねぇ。」マジマジ 澪「ちょっと、パパもママも何言ってるの!///」 律「思いっきり、パパとママって呼んでるな。」 澪「お父さん!お母さん!///」 澪パパ「ははは、冗談だよ冗談、でもまんざらじゃなさそうだね?」 澪「うー…///」 澪ママ「ほらほらお父さん澪をいじめるのはよしなさい、りっちゃんご飯おいしかった?」 律「とってもおいしかったです、それに久々にお二人とお話しできて楽しかったです!」 澪パパ「やっぱりりっちゃんがいると食卓が明るくなるなぁ、またご飯食べにおいで。」 律「勿論です!」 澪ママ「じゃあ、お風呂沸かしてあるからりっちゃんお先にどうぞ。」 律「あ、食器の片づけ位は…」 澪ママ「良いのよ、りっちゃんはお客さんだから!ゆっくりしていって。」 律「ありがとうございます…じゃあ、お風呂お借りしますね。」 澪「私、着替え用の服とってくるよ。」 律「おう、よろしく~」 澪「じゃあ、Tシャツとズボンとバスタオル置いとくから。」 律「はぁー…」 澪「なんだよ、溜息なんかついて。」 律「いや、どうせなら一緒に入りたかったなぁ…って。」 澪「なっ!///た、確かに入りたいけど…親いるし…」 律「むーしょうがない、また今度まで我慢するかぁー」 澪「…今度は一緒に入ろうね?」 律「お、おう!勿論!!///」 澪「じゃあ、部屋で待ってるから。」 律「ほーい、ちゃっちゃと入ってすぐにあがるぜ!」 澪「そこはしっかり入ってこい!」ゴチン 律「あいたぁ!じゃあ、早く部屋に行った行った!!恥ずかしくて服が脱げん!」 澪「……!!」ピコーン! 律「…あのー澪さん?」 澪「なに?」ニヤニヤ 律「恥ずかしくて、服が脱げないんですけど?」 澪「そう?私は恥ずかしくないよ、さぁ早く脱いで!」ジー 律「見る側だしね…って、そんなに見るな!///」 澪「私が嫌がっても見るだろ!いつもの仕返しだ、さぁ早くその可愛い体を見せるんだ!」ジー! 律「うぅー…澪は胸も大きいしスタイル良いから見たくなっちゃうんだ!色気のありすぎる澪が悪いんだ!!」 澪「律だって…スタイル良いよ?胸は、そんなに大きくないけど、引き締まったウェストとか。」 澪「シュッと流れるようなボディーラインは健康的なHさがあって非常にそそるものが…」 律「分かったから///嬉しいけど恥ずかしい!もうやめて!!」 澪「じゃあ…そろそろ見せてよ?いつも私の裸を…その……///」 律「そこで照れられると、余計に恥ずかしいんだけど…///」 澪「良いから早く脱げ!///」ゴチン! 律「あいたぁ!ここで逆切れ!?」プクー 律「…うぅ、脱げば良いんだろ、脱げば///」 澪「う、うん///」ゴクリ 律「うぅ…」プチプチ 澪「……///」ジー 律「……(まじまじ見すぎだろ…///)」パサッ 澪「……(恥らう律も中々…///)」ジー 律「……あー!もう無理!!恥ずかしい!」バサッ、パサッ、ポイ 律「うぉー!」バタン!! 澪「ちょ…!あぁ…」 律「ま、また今度ゆっくりな!」 澪「うん…」ションボリ 澪「(でも、あれ以上見てたら絶対我慢できなかったし…仕方ないか。)」 澪パパ「なぁ、澪ママ。」 澪ママ「なぁに、あなた。」ジャーキュッキュッ 澪パパ「あれだけ大声で惚気てるのに、本人達は気付かれてないと思ってるのかな?」 澪ママ「さぁー…でも本人達は隠してるつもりなんだし、良いんじゃないかしら?」ジャージャーキュッキュッ 澪パパ「気にせず二人で入ればいいのにな。」 澪ママ「あの子達しだいよ。」ゴシゴシ 澪パパ「うーん…もしりっちゃんが澪を下さいって言ってきたらどうしよう…」ウーム 澪ママ「あなたも相当気が早いわね。」ヤレヤレ 澪パパ「りっちゃんなんかに澪はやらん!とか?」 澪ママ「さっきは貰ってくれるか?とか言ってた癖に。」 澪パパ「やはり父親として一度は言わないと!」 澪ママ「変な憧れを持つ父親を持つと、娘は大変ねぇ…」ハァ 澪パパ「それにしても、可愛い娘が二人になるかと思うと…」ニヨニヨ 澪ママ「…あなた、その顔気持ち悪いわよ。」 澪パパ「ひ、酷い!」ガーン 律「はぁ…まさか澪があんな事をするとは…」シャワシャワ 律「そりゃーいつも見てる私が悪いんだろうけど…」シャワシャワ 律「いや、スタイルのよすぎる澪のせいだな、澪がいけないんだ!うん。」ザパーン 律「それに比べて私は…」ペタペタ 律「はぁ…」ゴシゴシ 律「…!澪に揉んで貰って大きくしてもらえば…!!」ゴシゴシ 律「お願いしてみるか?なんて言われるかな…」ポワポワ ─────────────────────────── ─────────────────────────── 律「澪…あの……お願いがあるんだけど…」 澪「何?」 律「あの!その……胸を…揉んで欲しい…///」カァー 澪「なんで?」 律「なんでって…その…やっぱり澪も大きいほうが好きなんじゃないかな…って。」 澪「ふーん…なんでそう思うの?」 律「私も澪の大きい胸好きだし…やっぱり大きいほうが女としての魅力があるかなって…」 澪「…律が私の胸の事好きでいてくれるのは嬉しいよ、ありがと。でもね?」グイッ 律「…!っあ!澪…」 澪「律は胸が大きいから私の事好きなの?」 律「違う!澪の胸だから…」 澪「そう、私も大きい胸が好きとか、小さい胸が好きとかそう言うのじゃないんだ。」クニッ 澪「律の胸だから好きなんだよ…」クニクニ 律「…っく、あぁ…みおぉ…」 澪「でも、そんなに揉んで欲しいなら揉んであげるね?」モミモミ ─────────────────────────── ─────────────────────────── 律「うん…やめとこ、恥ずかしすぎる…」 律「それに…今日は親いるしな…うん。」 律「…もう出よう。」 律「澪ーお風呂上がったよ!」 澪「じゃあ、私もお風呂に入ってこようかな。」 律「おう!いってら~」 澪「部屋漁ったり、変な事はするなよ?」 律「あいあい、分かってるよ~」 澪「はぁ~」シャワシャワ 澪「久しぶりに二人っきりかぁ…」シャワシャワ 澪「いや、親はいるけど…」ザパーン 澪「でも、部屋では二人っきり…」ゴシゴシ 澪「律、ヘタレだし…」ゴシゴシ 澪「何にも、無いと思うけど…」ゴシゴシ 澪「もしかしたら…」ポワポワ ─────────────────────────── ─────────────────────────── 律「…澪?」サワサワ 澪「ん…何?」 律「久しぶりに、さ、その…」 澪「駄目だよ、親いるし聞こえちゃう。」 律「聞かれてるかもって言う方が興奮しない?」 澪「ししししないよ!///恥ずかしいし絶対駄目だ!!///」 律「おや~その反応は~…?」ウヒヒ 澪「ちょ…律…!///」 律「そんな可愛い顔で言われると我慢できないよ…」チュ 澪「ん…り……律………」チュパ 律「聞かれないように、声我慢しろよ?」プハッ 澪「う…うん……///」 ─────────────────────────── ─────────────────────────── 澪「なんて事に!なんて事に!!///」ジタバタ 澪「念入りに体洗っとこう…」ゴシゴシ 澪「ふぅ~何だろう、久しぶりだからかな…変に意識しちゃうなぁ……」 澪「ふぅ…もう上がるか。」 澪「律ーお風呂上がったよ~って…何やってんの?」 律「何って?くつろいでるんだけど?」 澪「くつろぎすぎだろ!人の布団で…」 律「まぁまぁ、固い事言わずに!澪も入る?」 澪「私の布団だし、入るに決まってるだろ!」 律「はい、どうぞ。」バサッ 澪「え…」 律「入らないの?」 澪「え…律も…?」 律「一緒に寝たいんだけど…駄目かな?」 澪「駄目…じゃ、ないけど…」 律「じゃあ、決まり!一緒に寝ようぜー」 澪「…(…寝れないかも///)」コクリ 律「はぁーやっぱり澪と一緒にいると落ち着くなー」スンスン 澪「匂いかぎながら言うなよ、恥ずかしいな…///」 律「なんでこんなに良い匂いなんだろうな?」 澪「律も良い匂いだよ…でも私は落ち着けないかな…」 律「むーなんでだよー」 澪「律の匂いをかいだら、その…ドキドキしてさ…もっと律を感じたい、とか、そういう事考えちゃうんだ…///」 律「澪…」 澪「…///」 律「…」ダキッ 澪「…律?」 律「澪がそう思ってくれてて嬉しい…」ギュ 澪「律…」ギュ 律「澪あったかい…このまま抱いて寝て良い?」 澪「悪い理由がないよ。」 律「ありがと…おやすみ、澪…」ウトウト 澪「(律…小さいな、抱きしめやすいサイズと言うか…)」ナデナデ 律「……」スースー 澪「(律…幸せそうな寝顔だな…私も眠くなってきた…)」ウトウト 澪「律…おやすみ…」ギュッ 澪ママ「二人とも~朝ご飯できてるわよ~って…これは…」 律「うーん…ましゅまろ、こんな大きいましゅまろ口にはいらないよぉ…」ク…クルシイ… 澪「律見てよ…りおったらこんなに必死になって、おっぱいは逃げないよ、りおちゃん…」ムギュー 澪ママ「進んでるとは思ってたけど、ま…まさかここまで進んだ関係だったなんて…」ワナワナ 律「ん、んー…はっ!み、澪のお母さん!おおおおはようございます!!」ガバッ 澪「んー…律ー…休みなんだからもう少し一緒に寝ようよ……」 律「え、あの、お母さんが朝ご飯を作ってくれてるみたいだしさ、もももう起きないと!」 澪「んー…、っえ!ママ!?」ガバッ 澪ママ「おはよう…えっと、なんて言えば言いのかしら。」ウーン… 澪ママ「…!」ハッ! 澪ママ「不束な娘だけどよろしくお願いします。」 澪「…!ママ何言ってるの!?///」 律「え、あ、こちらこそ至らない所ばかりですけどよろしくお願いします。」 澪「律も何言ってるんだ!///」 澪ママ「パ、パパに言ってこなくちゃ…りっちゃん!今夜も泊まっていってね、今夜はお赤飯よー!!」ダダダダ 律「…」 澪「…」 律「親公認…なのかな?」 澪「多分…」 律「へへっ、じゃあこれからは遠慮なくいちゃいちゃできるな!」 澪「そう…かな?」 律「そうだよ!今日も泊まって良いみたいだし、今日は一緒にお風呂入ろうなー?」 澪「そう…だね、うん、お風呂入ったり…あーん…とか食事中にしたり…とか?」 律「なんか照れるな///」 澪「…///」カァー 律「…改めて、これからもよろしくな?澪。」 澪「こちらこそ、よろしくな…律。」 おしまい! これ、律ママは良い嫁が来たなってって喜ぶんだろうなww -- 名無しさん (2011-07-28 00 40 52) 澪ママってなんとなく紬っぽいような...いやなんでもない。 -- 涙 (2011-11-27 16 31 38) 名前 コメント
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律の気をひきたい。 最近は特にそう思うことが多くなった。 多分、たくさん詞を書くようになったからだな。 恋愛について書きたいのに恋愛なんてしたことがない。 だから私に一番近い存在である律のことを考えながら頭の中で擬似恋愛を繰り返してきた訳だ。 うん、最初は自分でも変かなって思った。 だって自分に一番近い存在といっても同性なんだ。 それでも筆が進んだのは、律との恋愛を想像しても全然嫌じゃなかったから。 律としてみたいことや憧れるシチュエーションが自然と溢れてきて、時に私の心はそれだけでいっぱいいっぱいになった。 そしてそのうち私は気付く。 ああ、これは恋だ。 これが恋なんだ。 …残念ながら当の擬似恋愛体験の産物は、本人から「背中が痒くなる」なんて言われちゃって素直には受け入れてもらえてないけれど。 それでも私は律といつか詞を再現したいと思うし、詞になるようなことをしたいし、詞に書けないようなこともしてみたいと思う。 でも、どうしたら律の気をひけるのかな。 どうしたら律と恋人同士になれるのかな。 澪「うーん…」 律「みーおっ!」 澪「うわっ」ビクッ 澪「り、律…来てたのか」 律「さっきからずーっとそこにいたんだけどな」 澪「なら声かけてくれればいいだろ」 律「だからかけたじゃん」 澪「かけたけど…もっとこうソフトにできるんじゃないか?」 律「…澪、私がさっきはじめて声をかけたと思ってる?」 澪「え?…え?」 律「何回声かけたと思ってるんだよ。まぁ詞に集中してるのは分かるけどさ…」 澪「あ…ごめん。書いてるうちにいろいろ考えちゃって」 …律のこととか。 律「ふーん?…まぁ熱心になるのはいいけど約束ぐらい覚えといてくれ」 澪「約束? …あ!今何時だ!」 律「4時前」 澪「…ごめんなさい」 律「いいよ、買い物なんて言っても今すぐ必要なものなんかじゃないし。明日にでも一人でちょろっと行ってくるから」 まずい。拗ねてる。 澪「本当にごめん!代わりに律のお願いなんでも聞くから!」 律「だからいいって。本当に大した用事でもなかったから。じゃあ私はお邪魔みたいだし帰るな」 澪「ま、待ってよ律」ギュッ 律「…離せよ」 澪「お願いだから帰らないで…私が悪かったから…」グスッ 律「………」 律「…分かったよ。分かったから手、離してくれ。服が伸びる」 澪「ごめん…」 律「…それで?時間中途半端になっちゃったしこれからどうするって言うんだよ」 澪「それは…ふ、二人でこのままのんびり過ごすってのはだめか?」 律「…まぁ帰っても特にすることもないしな。別にいいけど」 澪「あぁ。ごめんな律」 律「もういいって」 澪「でも…」 律「………」 律「じゃあさっき何考えてたのか教えてよ」 澪「え!?」 それを言うのはちょっと…。 律「そのせいで約束すっぽかされたんだから。気になるじゃん」 澪「う…それはだめ」 律「あれぇ?さっきは私のお願いなんでも聞くからって」ニヤニヤ 澪「あ…う…」 律「…なんてな!まぁどうせむっつり澪ちゃんのことだから人に言えないことでも考えてたんだろ」 澪「ち、違う!私は律のこと考え…!」 あ。 澪「て…?」 律「………」 澪「………」 律「……えっと」 澪「…あ、あ、あ」カァァ 律「そ、そんなに愛してくれて嬉しいわんっ」 澪「ち、ちちち違う!違うぞ律!私は…」 律「違うのか…」シュン 澪「そうじゃなくて!どうやったら律にまともに詞を読んでもらえるかなって!」 律「え…?そんなこと?」 澪「…ああ」 律「失礼な奴だなー!私だって毎回ちゃんと読んどるわい」 澪「そういう意味じゃなくて。こう…背中が痒いとかそういうこと言わずに、きちんと感情移入して読んでもらえるかなってことだよ」 律「あぁ…。とは言ってもそれはなかなか難しい…」 澪「………」ウルウル 律「わ、分かったよ。そのうち、な」 澪「…今やりなよ」グスッ 律「へ?」 澪「どうせそのうちそのうちって先延ばしにして終わりだろ」スン 律「いやそんなことないぞ!…ないよね?」 澪「じゃあ具体的にいつするか、言ってみて」 律「うーん…あ、明日?」 澪「本当か?」 律「た、多ぶ」 澪「本当か?」 律「…ごめんなさいっ」 澪「ほら。…だから今やってみなよ」 律「わ、分かったよぅ」 澪「じゃあ、はい」 律「どーも…」 澪「………」 まったく。 でも律がこれでちゃんと私の詞と向き合ってくれるなら。 そしてその中に私を見つけてくれるなら…。 律「………」 澪「………」 律「……だぁぁ!無理!私には無理!」 澪「ん…どうして無理なんだ?」 律「だってやっぱり背中が」 澪「…それ以外にも何か原因があるんじゃないか?」 律「え?…うーんと、その場に自分がいる風景を想像できない?とか…」 澪「もっと具体的に」 律「う…恋愛経験なんてないから“キミ”とか“あなた”とかが浮かばないんだよー!」 なるほど。 しかしこれはもしかすると律の気持ちを確かめるチャンスなのではないだろうか。 澪「な、なら律。そこには身近な人とかを当てはめてみてくれ」 律「身近な人?聡とかか?」 澪「お前は弟と恋をしたいのか?」 律「でも男っ気なんて他に…」 澪「なら…その、私なんかを当てはめて」カァァ 律「へ!?でも女同士でなんて…」 澪「いいからやってみて!!」 律「わ、わっかりましたぁ!」 澪「………」 再び沈黙。 今律は私の詞を、私が律のことを想って書いた詞を、どんな気持ちで読んでいるのだろう。 『女同士でなんて』。 さっきの律の一言は本心からのものだったのだろうか。 だとしたら私は、私のこの気持ちは…。 律「………」 律「……っ」カァァ 律「…ぅぅ」 律「…よ、読み終わりました」 澪「ど、どう…?」 律「背中は…痒くないけど…」 澪「けど…?」 律「は、恥ずかしい…」カァァ 澪「…り、律」 律「なに…?」 さっきの一言が本心からのものなのか。 …私の気持ちは消してしまうべきなのか。 確かめるのは今しかないと思った。 澪「嫌じゃ、なかったか…?その、私と…」 律「え…嫌じゃ…?」 澪「………」 律「嫌じゃ…うん。なかった、よ…」 澪「!」 嫌じゃなかった。 たったそれだけなのに、私は報われた気がした。 律「澪となら…その、なんていうか、むしろ…」 澪「ぁぁ…」ポロポロ 律「自然に…澪?」 澪「律…」ポロポロ 律「どうした…?澪」 澪「律…りつ…」ポロポロ 律「うん…」ナデナデ 澪「聞いてほしい…話があるんだ…」ポロポロ ――翌々日、月曜日。 私は皆に新しい詞を披露した。 今度の詞は初デートの体験を描いたものだ。 おわり。 名前 コメント
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投稿日:2010/11/02(火) 16 20 20 マフラーを編んでみようかな。 そう思ったのは秋に入ってすぐのことだった。 今年は暑くて長い夏から急に寒くなったからか、その寒さが例年以上に身に染みる。 だからマフラーを出そう、そう思ったんだけども毎年同じものっていうのもなんだか味気ない。 それならいっそ自分で…という訳だ。 とはいっても編み物の経験なんてほとんどない。 仕方ないから私は休日に初心者向けの本と少し多めの毛糸を買ってきた。 これで寒い秋もこごえる冬も大丈夫!…かな。 さぁ、早速今日から始めよう。 ―――――― ―――― 「今年は寒いなー」 うっすらとした白い吐息混じりに律は言った。 寒い、なんて言ってはいるが元気印は相変わらず。 「あぁ…」 当の私はというと、寒さと寝不足とでなかなか律のようにはいかない。 寝不足。 そう、寝不足なんだよ。 マフラー編むのってなかなか難しくて、毎晩本をみながら遅くまで格闘しているんだ。 失敗も少なくはない。 毛糸多めに買っといてよかった。 「みおー?元気ないな、調子悪い?」 「ん…大丈夫」 「そっか。ならいいけど。最近ずっとそんな感じだったからさ」 「…寒いからだ」 「ふーん?」 確かに調子がいいとはいえないんだけど、かといって悪いってほどでもない。 その原因も分かっている。 とはいえ律に心配をかけさせてしまっていたのは反省しなきゃな。 なんだかんだでいつも私やみんなのこときっちり見てるんだから。 そういえば律のマフラーも大分見慣れたやつだな。 …そうだ、律のマフラーも私が… 「―!―――!」 りつ…? ―――――― ―――― 「んぅ…」 「お、目ぇ覚めたな」 「え…あれ、私…」 「覚えてないか?学校行くときフラッと…」 「あ…!」 どうやら私は倒れてしまったようだ。 原因は寝不足と風邪。 あれから律が私の家まで運びこんでくれたらしい。 熱も少しあったとか。 そして今はもう夕方。 「そういえば律、学校…」 「あー…中途半端になっちゃったからそのまま、ね」 「え…じゃあ今まで何して」 「これ。途中から悪いとは思ったんだけどさ。…まずかった?」 少し不安げな表情を浮かべる律。 律の手元を見ると、私の編みかけのマフラーがあった。 昨日の晩に仕上げた分よりかなり進んでいて、完成するのに十分な長さはあるようだ。 それになんだか、私の編んだ部分と律の編んだ部分とでは仕上がりがかなり違う。 こういった律の家庭的な面での器用さ、細かさといったものは素直に羨ましいと思う。 「そんなことないよ。うまいじゃないか。ありがとう」 「少し長くなっちゃったけどな。仕上げは自分でやるだろ?」 「うん。そこに置いてて」 「あ、そうだ。澪、お腹空いてない?」 「す、少し…」 「ちょっと待ってろよ」 そう言って部屋から出ていく律。 その後しばらくして、お粥を持ってくる。 そっか、家に誰も居なかったから学校休んでついててくれたんだ…。 「律」 「ん」 「今日はありがとな。もう大丈夫だからうつらない内に戻ってくれ」 「本当か?明日来れそう?」 「まだちょっとわかんないな」 「そう…早く治せよ?」 「うん」 結局私は翌日まで休んだ。 体調も完全ではなかったし、何より時間のある内にマフラーの仕上げもしてしまいたかった。 ―――――― ―――― 「お、来たな。もう大丈夫か?」 「ああ。一昨日は本当にありがとな」 「いいよっ。あ、澪、そのマフラー」 「昨日時間あったからな、仕上げたんだよ」 「おお。これで寒さ対策ばっちりだな!」 「ん…まだ少し寒い」 「まぁ…手編みだから」 「そこじゃないよ。律、こっち来て」 「んん?」 律を呼び寄せ、多めに巻き付けていたマフラーを律の首にもかける。 「学校が見えたら外すからな…」 顔が熱い。 「…あったかい」 律がつぶやく。 結局、その後学校が見えるまで私たちは終始無言だった。 お互い顔を見合わせることはできなかったけど、手だけは自然と握っていた。 私が編んで、律が編んで、また私が編んだ一人分にはちょっと長すぎるマフラー。 さすがに律の分まで編む時間はなかったけど、これなら律も私も。 少しだけ、冬が楽しみになった。 おわり 名前 コメント
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軽音部で、新年会(といえばいいのか?)。 皆で仲良くおせちを食べ合ってわいわいしていた。 はずが。 「律ぅ……うう~……」 そんな席に、澪の声が響いた。 あー、さわちゃんのアホ。 いやさわちゃんは悪くないか。おとそぐらい正月は普通だよな……。 それに澪がお酒に弱いと知ってたの、私だけだし。 うん、皆に罪はない。 「顧問命令よ! 隣の部屋で澪ちゃんを介抱してきなさい!」 「な、なんだよそれ!」 「うぅ~、律~……」 澪はといえば、おとそ一杯でデロデロに酔っている。 顔は真っ赤にしていて、やたらと私の名前を呼んで抱きついてきた。 唯たちもおかしそうに笑って、私に言う。 「そーだよ、なんとかできるのはりっちゃんだけだよー」 「さあ、隣の部屋へレッツゴーよりっちゃん」 「澪先輩お酒弱すぎじゃないですか……律先輩いってらっしゃい」 ぐっ……ってかなんで隣の部屋なんだよ。 介抱って何すりゃいいんだろう。怪我してるわけでもないし。 ただどうにかして酔いをさませばいいのかなあ。 「わかったよ。ほらいくぞ、澪」 「律ぅ~」 私はコップ一杯に水を入れて、隣の和室へ澪を連れたった。 正直、こんなに抱きつかれるとあらぬ気持ちが出てくるんだけど。 ~和室~ 「ほら、澪。水」 「うう~律~……んっ……」 澪にコップを渡すと、微妙な顔色のまま飲む。 ってかなんで澪は酔うと私の名前ばっかり呼ぶんだろうか。 というか澪もいつまで抱きついてんだ。 水、と言ってコップを受け取る辺り少しは意識があるのかな。 でも依然として顔は真っ赤で、眠そうに目を細めている。 「二人ともー! 私からのお年玉あるから、できるだけ早く帰ってこーい!」 隣の部屋からさわちゃんの威勢のいい声が聞こえた。 いや、酔いってそう簡単にさめないだろ……どうすりゃいいんだ。 お酒飲んでほんの数十分で酔いは冷めないだろ。 私は抱きついてくる澪を見た。中途半端に笑ってやがる。 ため息混じりに私は言った。 「澪。さわちゃんからお年玉があるらしいぞ」 会話が続けば、少しぐらい落ち着くだろうか。 そんな軽い気持ちで、話しかけてみた。 澪は私の胸に顔を埋め、子供みたいにきっぱりと返した。 「いらない」 「いらないって……もったいないぞ」 「いらない」 さわちゃんドンマイ。 ただこれは澪の本心じゃなくて、酔いからくるわがまま……。 いや、逆か? 酔っている時の発言の方が澪の素なのか? じゃあ、いらないっていうのは、澪の本心? 「なんでいらないんだよ」 「律がいい」 「」 「律が欲しい」 「澪……」 これ、本心か。 恥ずかしげもなく、照れもせずに。 突拍子もない告白だ。 私は意識もしないけど、顔が熱くなってきている。 「律ぅ~……」 「ああこら。おい」 澪に押し倒されてしまった。 冷静だけど、ムラムラしてきた私。倒れた私の上に乗る澪。 お年玉で、私って。 くそっ、澪が悪いんだ。 さっきから抱きついてきて。律律可愛い声出しやがってさ。 そんなに私が欲しいなら思い知らせて……。 「澪……?」 「……」 「おい」 寝息を立てていた。私は体を起こして、澪を抱えた。 揺すったりほっぺをつねったり、耳をさわさわしてみても起きない。 「はあ……」 生殺しだ……。 まあいっか。 幸せそうな寝顔見れただけでも、十分だよ。 あけましておめでとう、澪。今年もよろしくな。 名前 コメント
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澪「なありつーオセロやらないかー?」 律「えーだって澪強いんだもん」 澪「ちゃんと手加減するからやろうよー」 律「手加減されて勝っても嬉しくねーって…あ!」 澪「ん?どうした」 律「ふふふ…よし!それじゃあ条件がある」 澪「条件?」 律「私が勝ったら澪のおっぱい揉ませて」 澪「!?///」 澪「ば、ば、ば、バカかお前は///」カァー 律「ふっふっふどれくらい成長したか確かめてやろう」ワキワキ 律「どうするー?この条件ならやってもいいけど」ニヒヒ 澪「…」(ど、どうする私、律の事だから揉むって言ったら冗談じゃなく徹底的にやる…だけど今まで律に負けた事なんて数えるくらいしか無いし…よし) 澪「い、いいぞ!」 律「!?」 律「え…いいの?本当に本当にいいの?今更待ったなしだぞ?」 澪「よ、要は負けなければいいんだろ?律になんか負けないもん」 律「ほ、ほー澪さんったら随分わたくしを舐めてるみたいで後で泣き言言っても知らないですわよ」 澪「その代わり私が勝ったら…勝ったら…あれ?別に律にして欲しい事なんてないや」 律「ひどい!!」 澪「…じゃあ私が勝ったらちゃんと勉強するんだぞ」 律「お前はお母さんか…まあいいやいざ勝負!!」 オセロ中 澪(う…すごい集中力だ、練習中でもこんな律見たこと無いかも) 律(勝ったらおっぱい…勝ったらおっぱい…よしここだ) 澪(あ!角が取られた…だけどまだここを抑えれば) 律(勝ったらおっぱい…勝ったらおっぱい…そこは悪手だぜみおー) 澪(ああ!!そんな手が…) 律(勝ったらおっぱい…勝ったらおっぱい…これで終わりだ!) 澪「ま、負けた…律なんかに負けた」ガーン 律「ふっふっふ澪ちゃんやそんな口聞いていいのかなー?さあ約束の時間だぜー」 澪「ちょ、ちょっと律…ほ、本気か?」 律「本気☆」 澪(律の目が怖い…)ガクガク 律「さあ邪魔な物は脱ぎましょうねー」ヌガシヌガシ 澪「わ、わあああちょっと待ったりつぅぅぅ!!揉むって服の上からじゃー」 律「なーに甘ったれた事言ってんだーさっさと脱げ脱げー」 澪「じ、自分で脱ぐ!自分で脱ぐからー」 律「うむ」フンフン 澪「ここはお風呂…皆で入るお風呂だから恥ずかしくない…脱ぐのは当然…脱がなきゃおかしい」ブツブツ 律「おおう自己暗示ですか」 澪「律が服着てるのはダメな子だから…女の子なのに面倒くさがりやだからお風呂入らない…私はお風呂入らなきゃ…」 律「こらー私だってお風呂は入るぞー」 澪「こ、ここはお風呂場ー!!」ポイ 律「澪が脱いだああああ!!」 律ママ「お菓子持ってきたわよー」 律澪「!!?」 律ママ「!!?」 律澪「………」 律ママ「………」 律澪「………」 律ママ「……状況を教えなさい」 律澪「……はい」 おしまい www -- 名無しさん (2011-05-21 18 06 10) オチで吹いた -- 涙 (2011-11-27 17 04 42) なんということだぁ -- アクティブ (2012-02-08 07 36 27) 名前 コメント